マントルピース

マントルピース
mantelpiece

居間やホールの壁につくりつけられた暖炉のまわりに行う装飾。のちにはそのような飾りをもつ暖炉全体をさすようになった。最初は煙を吸込むための簡単なおおいであったが,中世後期には大型の飾りがつけられ,ルネサンス期には飾り柱やなげしがつけられ,部屋の格式を示す室内装飾の重要な要素となる。バロックロココの各時期においても,時代の様式に応じた装飾が行われた。