2018-05-16 権化 権化ごんげ 神,あるいは仏,菩薩が衆生の苦悩を救うためにこの世にかりに種々の姿を現したり,物質的なものをこの世に現じたりすること。インドのヒンドゥー教では,神,特にビシュヌ神が,この世に動物あるいは人間などの姿となって現れ,人を救うという信仰が行われている。これが仏教にも取入れられ,種々の姿を現じて人々を救うという観音信仰が広く尊ばれるようになった。 (→アバターラ )
2018-05-16 麾下 き‐か 【×麾下】《大将の指揮のもとの意から》 1将軍じきじきの家来。はたもと。「徳川―の臣属等は窃(ひそか)に眉を顰(ひそ)めし」〈染崎延房・近世紀聞〉 2ある人の指揮下にあること。また、その者。「―の艦隊」